挨拶はサービスではなくエチケット

挨拶はサービスではなくエチケット

大切だと「わかっている」が「できない」ことが多いものです。
当たり前のことが当たり前にできることが企業の最大の差別化戦略になります。

巷にはサービス業が溢れています。
たくさんのサービスが当たり前すぎて、サービスの時代とも言わなくなりました。
しかし、サービスとエチケットを混同している場合が多いようです。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と挨拶することはサービスではありません。
お客さまに「悪い印象」を与えないように気を配ることがエチケットなのです。

お辞儀やお店の作法の訓練も大切です。しかし、形にはめること以上に重要なのは、
サービスがなぜ必要なのか、という考え方や意識なのです。
サービスとは「自分が良かった」と感じることを人にすること。
常にサービスを考えるクセこそ大切です。

サービスとは、スタッフ一人ひとりが商品一点一点の主張やこだわりを、お客さまにわかっていただくことです。商品を売るのではなく、価値や主張を買っていただき、他店とどこが違うのかをお客さまにはっきりとわかっていただくことなのです。

価値とは、値段の高い安いに関係なく、それなりの「良かった」という思いが感じられなければなりません。自分が感じた「良かった」をお客さまに伝えることで自分も良くなってくる。楽しくなってくる。お客さまから喜ばれる。その関係の中に自然な笑顔の輪が生まれてきます。

作業をサービスと混同しているお店が多いようです。

お店や商品価値をわかってもらうためには、何をどうしなければいけないのかといった強い主張をもたなければなりません。

「サービス」とは、自分がしてもらいたいことを人にすること。
「エチケット」とは、自分が嫌だと感じたことを人にしないこと。

みんなで具体例を出しながら、考えてみましょう。

(写真は、ムガマエ株式会社 情熱合同店長研修 風景より)

笑顔アメニティ研究所 門川義彦

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門川義彦 株式会社笑顔アメニティ研究所 代表取締役 笑顔コンサルタント。1974年、明治学院大学経済学部卒業、大手アパレルメーカー鈴屋で地区エデュケーター、玉川高島屋店長、ファッションビジネススクール事務局長、営業本部販売ディレクターを経て、89年に笑顔コンサルタントとして独立。今までに全国の小売業、製造業、運輸業、行政・公的機関など100,000人、800社以上に笑顔研修を行う。国内経済誌紙はもとより、ロサンゼルスタイムズ紙は一面で、英国BBC放送では度々、世界で唯一人の笑顔コンサルタントとして紹介される。著書に、新刊「かんんたん笑顔呼吸」「売上がぐんぐん伸びる“笑顔”の法則」「笑顔のチカラ」「頭のいい人より感じがいい人」他、ビデオに「売上を伸ばす 門川式 笑顔のチカラ」他。TV、雑誌等メディア出演多数。・2008年~2010年 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師・2016年~ 2020年獨協大学 全学総合講座「笑顔のチカラ」ゲスト講師