【ハッピー笑顔塾】 いい笑顔は、欠点こそが個性になる
「自分の笑顔に自信がありますか?」
すばやく手が上がらないのは、日本人だけです。
日本人の自己肯定感の低さが、際立っています。
なぜなのか?
いい顔つくろうとするからです。
日本的な美しい挨拶の最大の欠点が笑顔にでてしまいます。
日本の挨拶の基本は「語先後礼」社会人になると新人研修で躾けられます。「ありがとうございます。」と言ってからお辞儀が後からついてくる方法。この挨拶の形はとても美しいと思います。
しかし、今の時代には無理があります。
人といい関係を築くとき、きれいに見えることはあまり重要ではありません。
顔の動きが左右対称でなくてはいけない、口角を上げなさい。といったお作法的笑顔に異常にとらわれ過ぎています。結果、計算された笑顔になり、冷たい感じのお面をかぶったような笑い顔、営業スマイルになりがちで笑顔のこころは伝わりません。そもそも、感情をコントロールする営業スマイルという言葉や躾は、日本にしか存在しません。
米国のタイムズ社は、笑顔を点数化して評価する日本人の国民性を捉え、AI時代に最も影響を受けやすい国民として酷評しました。日本人は、マニュアルが大好きなんですね。感情をマニュアル化することにあまり抵抗がない。
笑顔はこころと身体が一緒に動くのが自然です。
赤ちゃんや子供の笑顔が素晴らしいのは、自然だからです。その方が身の心も楽なんです。いい笑顔はリラックスです。
人と比較していい笑顔を作ろうとしても、無理です。笑顔は脳がコントロールしているんです。
取るに足らない欠点を大きくとらえ、隠そうとするタイプも多いです。
少しでも小顔に見せたいから髪で顔を隠そうとする。歯並びが気になるから口元を出したがらないなど、よく見かけます。きれいな笑顔をつくろうとして欠点を隠します。欠点を隠すのは心を隠すことですから、相手が親しみを感じるのがむずかしくなります。
人から愛され親しまれる笑顔は、形はちょっとアンバランスでも、それがむしろ個性として味になる。
自分の長所を伸ばし欠点を包み込んだ方がいい。自分らしく素直にこころを開いて、表情が豊かなこと。
その笑顔を見た相手も心を開いて笑顔になっちゃう。その笑顔で自分もさらに笑顔になっちゃう。
【笑顔の法則】
あなたの笑顔は世界一!