小さな良かったを探そう

小さな良かったを探そう

笑顔の会社をつくって、30数年が経過しました。
笑顔作りの仕事は、やりがいはありましたが、お客様のストレスいただきますという仕事柄、どんな時でも笑顔が求められます。好きで作った仕事でもプレッシャーに襲われることがあります。笑顔の仕事は残酷です。
母親が亡くなった時、病院から母親を自宅に運び、葬儀の打ち合わせをした後に、悲しみを堪え埼玉の講演会に向かったこと。上野駅から乗った電車の振動で涙が溢れだしたことを思い出します。
あれから20年以上が経ちましたが、幾つになっても性格は変わりませんね。
今でも疲れているとイライラしたり、自分だけが不幸を背負っているように感じてしまうことがあります。
経験を重ね自然体でいるように心がけていますが、幾つになっても難しい。
幸福とは、とても個人的な意識の中にあるようです。
特に日本人の好きな言葉が「頑張ります」です。頑張りますの気持ちは大切ですが、もっと自然な感情の流れを大切にしましょう。何が楽しいことなのか。何が悲しいことなのか。何が本気で怒ることなのか。生き生きとした、自然な感情が少なくなっていませんか。暗いイメージや意欲論が一杯ありすぎると、真実が見えないのです。
マスクの下に引きこもったたくさんのストレスマグマが溜まっていませんか?
コロナ禍前の11月の北海道千歳でのことです。
私にとって初雪を体験しました。あまり嬉しくて歩いてホテルから会場まで行くことにしました。歩きはじめ、だんだんと後悔しました。革靴はすべりやすく、ころんでしまいました。地元の人は、何とスムーズに歩くことができるのか不思議です。歩く早さが違います。私はいそぐと転ぶので、ゆっくり歩くことにしました。
ふと街路樹に目がとまりました。
枝にかかった白い雪の中に、真っ赤な実が輝いていました。「きれいだなー」・・・あとで、『ななかまどの木』だとわかりました。あまりにも個人的な感動ですが、みんなに話しました。そして、日記にもメモをします。小さい「良かった」ことほど、忘れてしまうからです。翌年6月同じ場所で『ななかまどの木』に再会しました。大人になった感じがしました。葉っぱもたくさん付け、真っ白い花が咲いていました。会えて「良かった」です。
小さな「良かった」を探す習慣をつくりましょう。
「おいしかった」「うれしいな」「ありがとう」・・・「〜良かった」につながる事を数多く見つけることです。見つけるのが下手な人は、無意識に大きな「良かった」を探していませんか。
恥を恐れず、小さな「良かった」を大きく喜ぶことです。
しあわせは いつも じぶんの こころがきめる(相田みつを)

笑顔アメニティ研究所 門川義彦

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門川義彦 株式会社笑顔アメニティ研究所 代表取締役 笑顔コンサルタント。1974年、明治学院大学経済学部卒業、大手アパレルメーカー鈴屋で地区エデュケーター、玉川高島屋店長、ファッションビジネススクール事務局長、営業本部販売ディレクターを経て、89年に笑顔コンサルタントとして独立。今までに全国の小売業、製造業、運輸業、行政・公的機関など100,000人、800社以上に笑顔研修を行う。国内経済誌紙はもとより、ロサンゼルスタイムズ紙は一面で、英国BBC放送では度々、世界で唯一人の笑顔コンサルタントとして紹介される。著書に、新刊「かんんたん笑顔呼吸」「売上がぐんぐん伸びる“笑顔”の法則」「笑顔のチカラ」「頭のいい人より感じがいい人」他、ビデオに「売上を伸ばす 門川式 笑顔のチカラ」他。TV、雑誌等メディア出演多数。・2008年~2010年 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師・2016年~ 2020年獨協大学 全学総合講座「笑顔のチカラ」ゲスト講師