【熱中症】暑さと仲良くする方法

【熱中症】暑さと仲良くする方法

人間の脳は、かしこいわりに熱に弱い。
そのため、脳が冷やせなくなって、ほろびる。

進化の道は、けわしい。今まで地球上に登場した生き物は、99.9%がほろんでいる。最強を誇った恐竜のティラノザウルスは寒さに対応する体温調整が苦手だったため、体温が下がりすぎてほろびてしまった。(ざんねんないきもの事典、高橋書店より)

【熱中症の対処法】

熱中症にかかる人は、かかりやすい悪しき習慣を持っています。
かかってしまったら、自力で体温調整することは不可能です。そのために、知っておきたい知識があります。マスクを着用する習慣が続き、呼吸法が鼻呼吸から口呼吸に徐々に変わってしまった点が、熱中症にかかりやすい方と誤嚥性肺炎で亡くなる方の共通点であります。

ストローでジュースを吸うと、冷たいジュースは更に冷たく感じます。
熱いものを吸うとやけどするほど熱く感じます。人間の身体でストローの役割が鼻です。口と比べて鼻の穴は小さく長く体内へと続きます。さらに鼻の穴は2箇所、表面積が二倍になり、冷風効果につながります。
口呼吸と違い、鼻呼吸は脳のすぐ近くを通り、脳の温度を下げる効果があります。

【口呼吸から鼻呼吸へ】

世界一簡単な呼吸法が「笑顔呼吸」

苦しく感じる前に口元を上げるだけでいいんです。
顔面筋の動きを意識してやってみましょう。口角が上がると頬骨が上がり、眉が下がり、目が細くなっちゃいます。笑顔の形の出来上がりです。

心も笑顔になっちゃいます。口角を上げた時の鼻の穴に注目。
口元と連動して鼻の穴が大きく開いています。そのリズムで大きく開いた鼻の穴から空気を体内へと運びます。脳を冷まし、血液をクールダウンしながら、体全体に生命エネルギーを運びます。

その証拠に生まれたばかりの赤ちゃんを見てください。
泣いたり、笑ったり、顔や身体の動きは、寝ている時以外、動きっぱなしです。口角の両端を刺激すると、顔面筋が連動して、表情が笑顔の形になります。その鼻呼吸になった笑顔が心地よいと感じます。自然な笑顔の始まりだと推測します。喜怒哀楽の誕生です。顔面筋の動きと脳の温度、血液の流れ、毛細血管に至るまで、呼吸は影響を及ぼしています。

そして今、快適さを求めて進化してきた人間が、自分たちが作ったコンクリートジャングルで不快な暑さに悩まされています。熱中症になる前に、意識的に口角を上げて、鼻の穴を開き、鼻呼吸をしましょう。脳が冷やされてよろこんでいる体感を味わいましょう。苦しい時ほど、顔を動かし、声を出し、鼻呼吸をすること。

人間は、こんな大切なことに気づかない、ざんねんな生き物です。

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笑顔アメニティ研究所 門川義彦

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門川義彦 株式会社笑顔アメニティ研究所 代表取締役 笑顔コンサルタント。1974年、明治学院大学経済学部卒業、大手アパレルメーカー鈴屋で地区エデュケーター、玉川高島屋店長、ファッションビジネススクール事務局長、営業本部販売ディレクターを経て、89年に笑顔コンサルタントとして独立。今までに全国の小売業、製造業、運輸業、行政・公的機関など100,000人、800社以上に笑顔研修を行う。国内経済誌紙はもとより、ロサンゼルスタイムズ紙は一面で、英国BBC放送では度々、世界で唯一人の笑顔コンサルタントとして紹介される。著書に、新刊「かんんたん笑顔呼吸」「売上がぐんぐん伸びる“笑顔”の法則」「笑顔のチカラ」「頭のいい人より感じがいい人」他、ビデオに「売上を伸ばす 門川式 笑顔のチカラ」他。TV、雑誌等メディア出演多数。・2008年~2010年 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師・2016年~ 2020年獨協大学 全学総合講座「笑顔のチカラ」ゲスト講師