【ハッピー笑顔塾】 笑いのルーツ(神々と笑い)①

【ハッピー笑顔塾】 笑いのルーツ(神々と笑い)①

笑顔アメニティ研究所を設立して35年が経過しました。
設立した頃は、笑顔をビジネスにするなんて変人扱いでした。今は、笑顔のない幸せやビジネスは考えられません。いい時代になりました。みんな笑顔、笑顔・・と言うようにもなりました。でも、それ本当に笑顔ですか?

僕が笑顔を指導する上で一番苦労するのは、日本には笑いと笑顔の違いがないことです。
英語は、LaughとSmileは明らかに違います。声を出して笑うのはLaughです。フランス語でもRireとVisageと区別されています。日本語は、とてもわかりにくい。そのルーツを探りましょう。

「笑い」の語源は、日本の自然や歴史、さらに文化的な背景が大きく影響しています。
日本神話に出てくる「笑い」のルーツを知ることができる物語があります。

太陽の神 天照大神(アマテラスオオミカミ)が、自分の命を聞かない暴れ者の神 スサノウノミコトが人々を苦しめるので、怒って天の岩戸にこもってしまいました。この世は太陽が消えて真っ暗です。困った他の神々(八百万の神)は岩の前で踊り、自分達が笑ってこの世がいかに楽しいかを訴えました。

すると、天照大神が岩戸を開け隙間からのぞきました。次に美しい女性の神 アメノウズメノミコが全裸に近い姿で踊りだします。神々は楽しそうです。それを見ていた天照大神は岩戸を開け出てきました。そして、この世に明るさが戻りましたという神話のお話です。

その時の、美しい女性の神(アメノウズメノミコト)が両手で皿を高く上げ、両足を開いて楽しそうに踊ってる姿が「笑」とされています。
神々の笑いが、人々の笑いや活気、生産と結びつき「幸せ」をもたらすとされています。さらに、呪術的な要素も含まれます。

今でも、日本各地には笑いに関わるいろんな行事が伝わっています。有名なのは山口県の防府市の「お笑い講」は、毎年12月のはじめその地域の戸主が集まって大笑いをしている。一年の豊作に感謝して笑い、次の年の豊作を祈って笑い、最後に今年一年の苦労を忘れるため大笑いする。

このように日本の「笑い」は、おかしいから笑ったり喜んだりするだけでなく、笑うことによって幸せを得ようとするのが日本人の笑いのルーツであります。

【笑顔の法則】

日本の古代神道 笑えばすべてが救われる

笑顔アメニティ研究所 門川義彦

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門川義彦 株式会社笑顔アメニティ研究所 代表取締役 笑顔コンサルタント。1974年、明治学院大学経済学部卒業、大手アパレルメーカー鈴屋で地区エデュケーター、玉川高島屋店長、ファッションビジネススクール事務局長、営業本部販売ディレクターを経て、89年に笑顔コンサルタントとして独立。今までに全国の小売業、製造業、運輸業、行政・公的機関など100,000人、800社以上に笑顔研修を行う。国内経済誌紙はもとより、ロサンゼルスタイムズ紙は一面で、英国BBC放送では度々、世界で唯一人の笑顔コンサルタントとして紹介される。著書に、新刊「かんんたん笑顔呼吸」「売上がぐんぐん伸びる“笑顔”の法則」「笑顔のチカラ」「頭のいい人より感じがいい人」他、ビデオに「売上を伸ばす 門川式 笑顔のチカラ」他。TV、雑誌等メディア出演多数。・2008年~2010年 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師・2016年~ 2020年獨協大学 全学総合講座「笑顔のチカラ」ゲスト講師